その昔は、習い事をたくさんしているのがデフォルトで、そろばんだったり書道だったりスイミングスクールに行っている人も居れば英語の塾に入っている人もいたり、とにかく色んな習い事をしている子供が多かった時代があったのです。
今並べてみた習い事を全部やっていた子供もいたので、昔の子供はかなり忙しかった事でしょう。
現代でも、習い事をたくさんやっている子供はまだまだ存在していると思いますが、昔よりも勉強の量が増えたり勉強をする方法が変わって来たりしている所為で習い事に行く時間が減っているそうなので、昔の特に昭和の時代の子供の様に、週に３つも４つも習い事に出かけていると言う子供は少なくなっていると思います。
ただ、そうやって習い事をたくさんしているのが親のエゴではなく、自分の好きでやっている子供は少ないと思いますが、それでも色々とスキルや趣味に慣れそうな事をやって行くのは、将来の人生を豊かにしていく可能性が高いので、習い事が出来る機会があるのなら大人になっても是非やってみて欲しいですね。
ところが、習い事をする機会は一度逸すると、どうにも今更習い事？と言う感覚に陥ってしまう人は多い様で、結局何も習わず通ったのは学校だけと言う状態の人は結構存在しています。
習い事がそのまま趣味に転じる人も多いので、何も習い事に行かなかった人は特に趣味も特技も無い状態になりやすいのです。
学校で学生時代に何かの部活に夢中になって、大会に出たり部活の皆で同じ目標に向かって頑張った経験があると言うのならまだそれが特技でも良いのですが、学生時代はずと帰宅部で特に部活に入らない学生生活を送っていた場合は、本当に趣味も取り柄も何も無い状態になっているかも知れませんね。
しかし人の人生は長く、長い人生の中では学生時代や通勤している会社の人以外との出会いもどこかである可能性も高いので、自分の中には特に何も存在していない空っぽの人生だとか思わないで欲しい所です。
もし今本気で今空っぽな状態だと思い込んでいるとしても、完全に人は空っぽにはなる事は無いと思うので、もう少し自分自身に希望を持ってください。
よくよく考えてみると、それまでの人生で特に何も習い事など学校の勉強以外の事をしてこなかったと言うのは、ある意味とても運が良いかもしれません。
これから何か、新しい事を始める時に、一から色々と学んでいく事を純粋な気持ちで楽しめると思うのです。色々な資格の一覧を眺めてみるだけでも、新しい道が開ける可能性があります。
何も無い、特に特技も趣味も無くて誰とも話が合わないと思っていたとしても、何かしら興味がある事やよく読んでいる本などがあると思うので、その中からずっと続けていて苦痛を感じなかった事を趣味にして行ったり取り柄にして行くと良いでしょう。
