多分本当は毎年の春休みや夏休みや冬休みで起きていた事だと思うのですが、今年は特に牛乳の消費が落ち込んでいて、それで牛乳余りが加速してしまうのだと思います。
新型コロナの影響とニュースなどで言っているのを何度か見かけた人も居ると思いますが、とにかく余りそうな牛乳の生産を止めてくれと言われても、生産しているのは酪農家と言うよりも牛だったりするので、急にそんな事言われても困る!状態になっているのです。
そもそも牛乳などの乳は、生産している牛の血液から作られている分泌物と言いますか、急に減らせと言われて減るものでも無かったりするのです。
勿論人間の母乳も、乳を出しているお母さんの血液から作られているのですが、子供が大きくなって行って授乳の必要性が無くなってきた頃に母乳を止める事になると、それは大変な苦労をして母乳が出なくなる様にして行くのですが、当然それは牛の側でも起こる事なのです。
更に言うと、一度乳の出を止めると次にまたたくさん出してくれ!と言われても出なくなってしまっているので、それで酪農家の人も簡単に生産量を減らせと言われても困ってしまう状況になるのです。
と言う事を日本政府の側の人は知らないのだろうか?と、時々思ったりする事もあるでしょう。
とりあえず、余りそうな牛乳が廃棄処分にならない様にするためには、まずは消費する側の人が普段よりも倍以上の牛乳を買って、飲むだけではなく牛乳をたくさん使う料理をしてみたりして消費を上げて行くしか無さそうです。
もしくは、乳製品を作るメーカーさんがもっと頑張って、たくさんバターやチーズを作って欲しいと思います。
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